あなたを見る者はつくづくあなたを見、 あなたに目をとめて言う、 『この人は地を震わせ、国々を動かし、
ああ、全地を砕いた鎚はついに折れ砕ける。 ああ、バビロンはついに国々のうちの 恐るべき見ものとなる。
その時すべての人は恐れ、神のみわざを宣べ伝え、 そのなされた事を考えるであろう。
「神をおのが避け所とせず、その富の豊かなるを頼み、 その宝に寄り頼む人を見よ」と。
しかしあなたは陰府に落され、 穴の奥底に入れられる。
世界を荒野のようにし、その都市をこわし、 捕えた者をその家に 解き帰さなかった者であるのか』。
わたしは汚らわしい物を、あなたの上に投げかけて、 あなたをはずかしめ、あなたを見ものとする。
彼らは王たちを侮り、つかさたちをあざける。 彼らはすべての城をあざ笑い、 土を積み上げてこれを奪う。
彼らの墓は穴の奥に設けられ、その仲間はその墓の周囲にあり、これはみな殺された者、つるぎに倒れた者、生ける者の地に恐れを起した者である。
彼らは昔の倒れた勇士と共に伏さない。これらの勇士は、武具を持って陰府に下り、つるぎをまくらとし、その盾は骨の上にある。これは勇士の恐れが、生ける者の地にあったからである。
それで、彼はいつまでもその網の獲物を取り入れて、 無情にも諸国民を殺すのであろうか。